賛否両論ある幼児の先取り学習。
私は断然先取り学習必要派です。
長女は小学生になりは半年が経ちますが、どんな他の習い事よりも先取り学習はして良かったと思っています。
なぜ先取り学習が必要だと思うのか
どんな取り組みをしているのか
を今日はご紹介したいと思います!
なぜ先取り学習が必要だと思うのか
私が先取り学習が必要だと思うのは2つの経験からです。
1つ目は自身の子どもの経験から
2つ目は自身の兄弟の経験からです。
自身の子どもたちの経験
長女が小学生になり驚いたことは、学校の授業は想像以上に速いということ。
入学した4月から音読の宿題が始まります。
ひらがな習ってないのに音読?!と驚きましたが、都内も実家(田舎)も同じだったのでスタンダードなのだと思います。
4,5,6月でひらがなとカタカナを習得し、夏休み明けから漢字が始まります。
長女は先取りしていたので苦も無くこなしていますが、入学して始めていたら嫌いになっていたのではないかと思うことがあります。
勉強がなかった幼稚園・保育園時代から毎日数時間勉強を強いられる環境になるのですから、慣れさせるためにも先取りは必要だと思います。
自身の兄弟の経験
私は上に3人の兄姉がおり、母は典型的な教育ママでした。
3人は2歳から厳しく勉強を強いてきたようです。
当然学校での成績も常に首席。
小学生からは言われなくても勝手に勉強していたようです。
※怖くて勉強をしない選択肢がなかったというのが兄姉の共通認識
最後に私が誕生した時、母は早期教育なんてしなくても勝手に成績は伸びるものだと思い、一切の早期教育しなかったそうです。
入学する時にできたのは自分の名前を書くことだけ。
ところが入学して数ヶ月で、私は「先生の言っていることがわからない」と言ったそうです。
先取りをせずともできるようになる子もいるでしょう。
ただ、それは全員ではないと思います。
まずいと思った母は猛特訓して追い上げさせることとなるのですが、軌道に乗せるのに3年かかったとのこと。
そして一度失った自信と勉強嫌いの克服は大変だったと言っていました。(私は記憶なし)
先取り学習のメリット
先取り学習で私が考えるメリットは3つあります。
子どもの世界が一気に広がる
文字を覚えると、今まで景色の一部だった文字が意味を持ちます。
ひらがなを覚えた時も思いましたが、私は漢字が意味を持った時に感動しました。
「止まる」という漢字は色んな道にあるんだね
日にちはお月様とお日様の漢字を使うんだね
などなど、大人が当たり前に認識している漢字も子どもは興味深く学びます。
計算も「8個あるから4+4ずつ分けると半分になるね」など、子どもなりに発見があります。
子どもに合わせた勉強法を試行錯誤できる
長女はなにもかもが初めてでしたので、親の教え方や環境を整えるスキルも未熟だったと思います。
ご褒美を与えてみたり
時間で区切ってみたり
回数で区切ってみたり
教室に通わせてみたり
何度も試行錯誤を重ね、2年ほど経てようやく親子共に負担なく進める方法が確立できたと思っています。
ただ、これをそのまま次女に当てはめようと思っても上手くいかないのです。
この試行錯誤はこれからもずっと続くと思いますが、早い内に失敗できると時間的な余裕があるので良かったなと思いました。
苦手な単元に時間をかけられる
長女は文字の習得、計算は難なくこなせましたが、読解が苦手なようで簡単と思えるレベルでも手こずりました。
色んな教材を試し、結局似たドリルを何度もこなすことになりましたが、先取りなので今のところ焦らずに済んでいます。
先取り学習のデメリット・弊害
先取り学習にデメリットは3つあると思います。
極力そうならないように親が配慮しなければ危険であることは確かです。
勉強嫌いにしてしまう可能性
一番のデメリットだと思います。
親に無理矢理勉強をやらされて勉強が嫌いになった、というのはよくあることです。
幼児期は発達の度合いがかなり個人差があり、先月できなかったことが急にできるようになったというのはよくあることです。
子どもの様子を見て慎重に内容・タイミング・ボリュームの調整が必要です。
我が家も今も調整し続けていますが、親の一番の腕の見せ所だと思っています!
自分の力を過信してしまう
デメリットによく挙げられますが、過信することが問題なのではなく、先生やお友達に自慢してしまうことが問題なのだと思います。
人よりできることを自慢したくなるのは自然なことです。
なので、私は以下の3つを子どもにも、自分にも言い聞かせています。
- 学校の授業はやったことがある内容かもしれないけど、必ず学べることがあるからしっかりと聞くこと
- 結果が良いのは嬉しいことだけれど、頑張った過程の方が大事
- お友達のできてる、できてないは気にしなくて良い。以前の自分と比べることが大事
特に2と3は親が率先してやってしまうんですよね…
結果が良いことは嬉しい。お友達よりできると嬉しい。
全く比較しない方が難しいのです。
でも、他人と比較することのデメリットは計り知れないので、今もずっと自分に言い聞かせ続けています。
自分の力で勉強ができなくなる
勉強は自分で試行錯誤してするもの。親がレールを敷いては自立できない。
とはよく聞きますが、それは早くて小学校高学年、普通は中学生以降ではないのかなと思います。
幼少期は、そもそも勉強のやり方なんてわからないし、非効率なやり方をやり続ける可能性が高いです。
親が見極めて導いてあげて問題ないと思います。
我が家ではどんな先取り学習をしているのか
長女も次女も以下のタイミングでドリル、学習アプリなどを進めています。
3歳…運筆、ひらがなの読み、数え方
4歳…運筆、ひらがなの読み書き、足し算
5歳…ひらがな・カタカナの読み書き、足し算・引き算(繰り上がり下がりなし)
6歳…漢字の読み書き、足し算・引き算(繰り上がり下がりあり)、かけ算、英語
小学1年生の長女は国数共に1年先取りです。
物凄い高進度ではありませんが、ストレスなく進められている状態です。
主に色んな種類のドリルを比較して合ったものをこなしていく方法ですので、以後ドリル・アプリの比較・お勧め記事を記載します!
公文については以下の記事でレビューを記載しました。
先取り学習を無理なく進めて、学校の勉強に備えよう!
先取り学習は幼少期に取り組んでいただきたいものの間違いなく上位です。
子どもはのびのびと遊びや運動をさせるべき、というのはたしかですが
だから先取り学習させてはいけないということにはならないと思います。
遊びや運動と先取り学習は両立できます。
子どもと親に合った方法を見つけて先取り学習を進めていただきたいです!
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